企業年金最新情報
DC法令解釈、規約承認基準が改正されました。
厚生労働省は、3月29日付で「確定拠出年金について(法令解釈通知)」「確定拠出年金の企業型年金に係る規約の承認基準について(承認基準通知)」を改正しました。
主な内容は以下の通り。
1.デフォルトファンド(運用指図が行われない場合の運用商品)設定の際の留意事項を改正
・元本確保型に限らず、資産分散効果や時間分散効果の得られる商品についても、
労使で十分に協議し設定すること。
・事業主または運営管理機関は、デフォルトファンドを設定した際、運用指図が不要
であると誤解を招かないよう、定期的に情報提供を行うこと。
2.事業主が行う投資教育の内容の追加
・確定拠出年金を含む老後の生活設計
3.運営管理機関の行為準則における留意事項の追加
・加入者掛金を導入している企業の加入者に、加入者掛金による年金額等への
効果について情報提供を行うこと。