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「閉鎖型適格年金の手続きの簡素化」に関する意見募集

厚生労働省は、閉鎖型適格退職年金の確定給付企業年金への移行を促進するため、
移行手続きの簡素化措置等に関する意見募集を行います。
なお、意見募集は、3月16日までとなっています。


内容は以下のとおりです。
1.閉鎖型適格退職年金全般
  移行時の承認申請書類を以下のように簡素化します。
   ・ 「給付設計の基礎を示した書類」⇒適格退職年金規約で代替
   ・ 「労働協約」「労使協議の経緯を記した書類」⇒省略
   ・ 「企業年金が適用される者の範囲についての書類」⇒省略

2.受託保証型確定給付企業年金
   移行時の承認申請書類を以下のように簡素化します。
   ・ 「掛金の基礎を示した書類」⇒省略
   移行後の手続きについて、以下のように簡素化します。
   ・ 運用の基本方針の作成 ⇒ 不要
   ・ 「事業報告書」「決算報告書」⇒簡素化
   ・ 予定利率、予定死亡率 ⇒ 生命保険契約における予定利率、予定死亡率を使用
   ・ 「再計算報告書」 ⇒ 「決算報告書」により代替
   ・ 事業主が実施する他の確定給付企業年金との併存を認める

※ 受託保証型確定給付企業年金とは、生保一般勘定にて運用されている
  将来の積立不足が生じない仕組みの閉鎖型(加入者のいない)年金制度
 

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