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社会保険庁が厚生年金等の平成21年度収支決算の概要を公表(2010/8/10)

社会保険庁は、平成21年度における厚生年金・国民年金の決算概要を公表しました。


厚生年金については、

  1. 保険料収入は22兆2400億円で前年比4500億円の減少
  2. 保険給付費(基礎年金勘定への繰入を含む)は38兆5700億円で前年比2兆6600億円の増加
  3. 時価ベースの運用収益は8兆6300億円
  4. 時価ベースの運用収益率は7.54%
  5. 時価ベースの積立金は120兆7600億円で前年比4兆1100億円増となっています。

6月30日付の企業年金トピックスでもお知らせしたとおり、平成23年1月から12月の厚生年金基金の最低責任準備金利回りは7.54%となります。

平成22年の利回り△6.83%を加味すると平成22年度の最低責任準備金利回りは△3.24%(△6.83×9/12+7.54×3/12)となります。

ただし、平成21年度より上記期ズレは、継続基準の財政検証および掛金計算において、「調整金」として計上し、差額の調整を行います。

詳細は以下のとおり
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000j1pd.html

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