会計基準最新情報

金融庁が、「国際会計基準(IFRS)に関する誤解」を公表(4/23)

金融庁は、国際会計基準(IFRS)に関して、一部に誤解を招く情報も流布されているのでは、との指摘を受け、誤解と思われる事象を集めた資料を公表しました。


企業年金についても、個別事象の4で取り上げられています。

誤解:IFRSの見直しが行われると、企業年金の積立不足額を即時に費用処理しなければならないため、業績(当期純利益)が大幅に悪化する。また、年金の積立不足がすべて財務諸表に表れるため、年金財政が悪化・崩壊する。

現在進められているIFRSの見直しにおいて、数理計算上の差異については、「損益」ではなく、「その他の包括利益」として認識する方向で検討中。したがって、当期純利益が悪化することはないと見込まれる。

詳しくは
http://www.fsa.go.jp/news/21/sonota/20100423-2.html

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