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平成27年度の自主解散型加算金利率等が告示されました(2015/4/30)

4月30日、代行割れ厚生年金基金の分割納付に関する平成27年度の自主解散型加算金利率、
清算型加算金利率および清算未了特定基金型加算金利率がいずれも「0.37%」と告示されました。


A.自主解散型加算金利率
 自主解散型基金が分割納付の特例解散により解散する場合の加算金の計算に用いられる利率

B.清算型加算金利率
 清算型基金が分割納付の特例解散により解散する場合の加算金の計算に用いられる利率

C.清算未了特定基金型加算金利率
 清算未了特定基金が改めて納付計画の承認申請を行った場合の、当該承認以降の分割納付の
 加算金の計算に用いられる利率

(ご参考)
A,Bは「解散をした年度(Cは納付計画の承認を受けた年度)における国債の利回りを勘案して
厚生労働大臣が定める率」とされており、「毎年4月の10年国債の応募者利回り(ただし、前年度の
10年国債の応募者利回りの平均を上回る場合は、当該前年度の平均利回り)」が使用されています。

なお、解散計画を提出し分割納付の特例により解散する基金の代行割れ相当額については、
解散計画の適用開始日から解散時までの利子を解散後と同様に自主解散型加算金利率と
することができます(平成27年度は0.37%)。

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