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厚生年金基金の最低責任準備金の算出方法の一部改正及び平成26年度第3四半期の最低責任準備金利率が告示されました(2015/3/31)

3月31日、最低責任準備金の算出方法の一部改正と併せて、
平成26年度10月から12月までの期間に用いる最低責任準備金利率が「22.29%」と告示されました。


<最低責任準備金の算出方法>
主な改正点は以下のとおりです。
・平成27年4月以降の転がし計算についても平成26年中途脱退者告示(改正前の死亡率)を用いる
・最低責任準備金の算出方法に関する代議員会における議決を不要とする

<最低責任準備金利率>
最低責任準備金の計算に用いる厚生年金本体の実績利回りは、厚生年金本体の決算が確定していない
年度については、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が公表する四半期ごとの運用結果を用いる
こととされています。

GPIFの平成26年度第3四半期の収益率は5.16%であり、これを年率換算し「22.29%」となります。
平成26年度の利率は以下のとおりです。

第1四半期 第2四半期 第3四半期
GPIF運用実績 1.77% 2.87% 5.16%
最低責任準備金利率 7.27% 11.98% 22.29%
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