会計基準最新情報

2008.07.11米国会計基準

SECは「財務報告の改善に関する最終報告書(案)」に対するコメントレターを募集(7/11)。

本最終報告書(案)は投資家にとってより有益な財務情報を提供すること、および投資家、財務報告を作成する会社、監査人にとって複雑な財務報告システムを軽減するために、以下の4つの観点から、25の提言が行われている。


(1)複雑な財務報告
(2)基準設定プロセス
(3)監査プロセスとコンプライアンス
(4)財務情報の提供方法

なお、財務報告を複雑にする要因として、
(1)資産や負債に関する異なる測定方法(取得原価と公正価値など)、
(2)開示に関する包括的なアプローチの欠如
(3)不明確な適用基準
(4)会計基準に関する例外処理

が挙げられており、それぞれについて、改善のための提言がなされている。

また、退職給付会計に関しては、上記要因のうち、(4)会計基準に関する例外処理の中の「代替的会計処理」において、「数理差異の即時認識と遅延認識」、および、「類似する取引・事象に関して矛盾する会計処理」において、「清算、縮小、給付減額に関する損益認識」が例示として取り上げられており、非常にまれなケースを除いて、

(1)関連性のある領域において、代替的会計処理を廃止すること、

(2)類似する取引・事象に関しては、矛盾する会計処理方法を新たに設定しないこと、また既存の矛盾する会計処理方法は廃止することが提言されている。

詳しくは以下のSECのHPをご覧ください。
http://www.sec.gov/about/offices/oca/acifr.shtml

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