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国際会計基準審議会は、IAS19(従業員給付)における加入者掛金の取扱いに関する公開草案(ED)を発表

IASB(国際会計基準審議会)は、IAS19(従業員給付)における加入者掛金のある制度の債務評価について、明確化を図るため、以下を提案しています。
 
加入者掛金については、当期の勤務期間にのみリンクする場合、当期の勤務費用を減少させる。
(例えば加入者掛金が給与の一定割合の場合等。勤続年数に応じて拠出率が増加するようなケースでは、 後期の掛金が増加するため当期の勤務にのみリンクすると見なされず、この対象とならない。 )
 
当期の勤務費用の減少の対象とならない加入者掛金については、負の給付として、給付総額の期間帰属方法と同じ方法で帰属させる。
(これまで給付の純額あるいは総額と負の給付について別々にバックローディングテストを行う必要があるのか不明瞭だったが、純額ではなく、給付の総額と負の給付について同じ帰属方法を用いることが提案されている。)
 
適用日は未定、早期適用も認められる。
 
意見募集は2013年7月25日まで。

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